だから作曲ではなく出曲なのだ
ということが、いろいろとインタビュー等を受けてるうちに段々と分かって
来るワケです。要するに楽曲って、事前に「よし、作るぞ!」って気合い入れ
て作れるもんじゃなくて、浮かぶときはいくらでも浮かぶし、浮かばない時は
全然浮かばない。どういうスタンスでどうとか、どういうポリシーでどうとか、
そういうことを思う間もなく、そこに龍の如く立ち現れるもの、それが楽曲様
なんですね。
で、その楽曲様っていうのが、なぜ、出たり出なかったりするのかは自分
でもよく分かりませんが、やはり、インタビューである以上、各曲の誕生
理由について問われるわけで、一介の音楽屋として、これに答える義務と
責任があるのです。本当は楽曲そのものが答えなので、答えじゃなくて、
式についての解説ってことになるんでしょう。そう、CKBはいつも答えが先で
式が後なんです。ま、答えが合ってるんだから、式が間違っていてもいい
のですが、やはり、そのインタビューを読んだ人はその式を信じるかも
知れないから、そこに嘘偽りがあってはいけない。さあ、困った・・・
2につづく・・・
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