Mint Condition
zessan hatsubai chuuu!!!
当BLOG、それにMAIL、お手紙などで、沢山のご感想頂きました!!!
制作中は無視して集中して黙々とやっておりますが、こうやって発売になっ
てからは、みなさんの感想を読むのが凄く楽しみです。飛び上がるほど嬉
しい感想もあれば、「あいやいやいやい」な感想もあるし、或いは、まったく解
読不能な電波文のような感想もあります(汗)。
いずれにしましても、こんな御時勢であるにも関わらず、1枚につき参阡圓
以上という大金を頂戴している以上、どんな感想をお持ちのお客様に対し
ても、心より厚く御礼申し上げる次第でございやす。
お客様は神様です!!!
曲目コメント
「1107」album version
自分がお客の立場で、シングル持ってるのにシングルと全く同じ曲がアルバ
ムにまんま入ってたりすると凄く頭に来るので、カップリングはシングル特権
にするとか、シングルはヴァージョン違いじゃないと納得できないのでこのよ
うにアルバム仕様にしてます。4samaによるオーケストレーションがディズ
ニー映画の始まりみたいで大好きです!!!
「mint condition」
このシンセのメロディーラインが浮かんだのは80年代ですが、ずっと忘れ
てて、最近、フッと思い出して「よし!」と思って完成型としました。音の角や
尖りを削って、磨いて、ミラーコートして、先端を丸く柔らかく仕上げたよ!
「シンガプーラ」
自分では理屈抜きにかなり興奮する曲! こういう曲をプールサイドで演奏する
のが夢だった気がする。曲調は違うけどバリー・マニロウ「コパカバーナ」と
か、ワム「クラブ・トロピカーナ」とか、或いは郷ひろみやリッキー・マーティン
みたいなエロ・ダンディーな空気感が出せたら最高。昔はそういうのイヤだ
ったんだけどね。
「Hong Kong Typhoon」
ぼーっとしてたら、スルッと出て来た歌詞とメロディー。頑張って作った曲より
なんにも考えてない脱力状態のときに自然と出て来る曲の方がスムーズ
だし、ずっと歌えるんだよね。
「Body Talk」
最近、夜、高速とか走ってるとビルのブルーのネオンとか、ブルーの照明が
かやたらと目に付くんだけど・・・。LEDの青が流行ってるからということを差し
引いたとしても、どうも意味深だ。深読みしすぎかも知れないけど、これって
日本の企業の株主に外資系がどんどん増えてから特に顕著だと思うんだ
よね。そんな得体の知れない街の空気感をミックスしたらこんなん出ました。
それと歌詞にある薔薇の下(under the rose)というのは、「秘め事」という
意味で、大昔のヨーロッパの会議の席などで、天井に薔薇が吊るしてある
場合「口外してはいけない」というサインだそうですが、俺にとってはここ最
近のブルー照明が何か含みのあるサインに思えてならないのです。
「hideaway」
これもボーッとしてる時にイントロから何から浮かんだんだけど、ちょっと足
りなくて、その足りない部分を愛子ちゃんに埋めてもらったらミラクルな曲に
なった。「茶の間」って言葉を使いたかったんだけど、やっと今回叶った。
「eye catch -めくるめく世界-」
今回、未収録だったシングル・カップリング曲「馬力」を三つにぶった切って
三つのeye catchを制作。これはその一発目!!!
「revolution pop」
戦争は反対だ! 当たり前のことを当たり前に思って、それを口に出して言う
ことすら変人扱いされる変な時代ですが、やっぱりダメなものはダメ!!!
「虚実がまかり通る時代には、真実を語ることは革命的行為である」
George Orwellの言葉より。
「MOTTAINAI」
これはエコのメッセージではありませんが、知らず知らずのうちに色々と勿体
ないことをしてるってことに気付くのも大事じゃない?
「磨き」
なんかこれは、寝ぼけてるときに脳内に流れてた曲。♪不潔なホテルの部
屋で〜♪が最初に浮かんだよ。勿論、歌詞もメロディーも「せ〜の」で浮か
んで、デタラメ語の部分をあとから埋めてった。なぜSKAのBEATなのかは
自分でもわからない。
「ヨコスカン・ミラクル」
「自宅録音シリーズ」でもおなじみの1987年のデッドストックです。今まで
も何度かやろうとしたけど、なかなかその気にならず、やっと機も熟して今
ここに・・・って感じのヨコスカン・チューンです。
「Station Wagon」
かなり女々しい歌詞ですが、メロディーとアレンジはかなり好きだよ。間奏の
シンセソロ、俺が弾いてるよ!
「revolution funk」
元曲の「revolution pop」のプリプロでオケ作ってるときに、これ絶対、イン
ストでやったらJB'Sみたいでかっこいいと思ったので、わかばさんにホーン
の相談したり、みんなのアイデア結集して生まれた曲。
「eye catch -from editors-」
このジングルの構造について歌いながら説明しています。
「仮病」
これはもう、全然、なにも思わず口から出任せで出て来た歌詞とメロディー
とビート。脳内にはかなり明確にあったのでスムーズでした。でも「タイガー
&ドラゴン」同様、何を訴えているのか、どういうシチュエーションなのか、自
分でもわからない。
「漢江ツイスト」
80年代に「恐怖の外人球団」「鯨とり」他、韓国映画をたて続けに3本ぐらい
観たんですが、そういった映画に映る夕陽とか川の強烈な孤独感が残って
て、その感情をミックスしたらこんなん出ました。
「無条件」
悔しいので、本来はカヴァーってあんまりしたくない。だけど、この曲には、
「ゴメンナサイ、参りました!!!」って感じ。この曲をCKBに教えてくれた長者
町の韓国居酒屋のご主人、チョンマルカムサハムニダ!!!
「eye catch -negishi jocky club-」
原曲「馬力」にて、競馬場のパドックに夕陽が差し込む頃をイメージした部分
をサンプルし、スキャットを加えて制作したジングル。
「メリークリスマス・フォー・奥さん」
「昼顔」と「SEIYU」のCMのX'masヴァージョンをEDITして、さらにサックス・
ソロ加えて、まるでニコイチのカスタムカーみたいな曲。これはもうMighty
CrownのSAMI-T&SAMI-T juniorの親子共演がキモですね。
「シャンタン」
これも「hideaway」と同じ感じで出て来て、やはり同じ理由で足りないパート
を愛ちゃんに埋めてもらったら非常にメルティーでミルキーな仕上がりとな
りました。
「地層」
そしてエンドロール的にラストを飾るのはNOSSANの数年前のデッドストッ
クで環太平洋的電波ビンビンの海洋系ミラクルなナンバー。三浦半島周辺
(崖が多く地層を観れる機会多し)をドライヴするとピタッとハマるよ。
Q:レイン:港の灯、ミラクル:船のあかり、ヨコスカン・ミラクル初めて聞いた
とき、あれっ?って思ったんですが、何故変えたのかな?って もし理由があ
れば、聞きたいです。
A:手元に歌詞カードも自宅録音シリーズの音源もない状態で、曖昧な記憶
任せで歌入れしたので、その辺りが若干違って来ちゃったんだと思います。
この辺り非常に雑ではありますが、一発のノリを重視ということで宜しくお願
いします。また歌詞はライヴなどを通じて無意識のうちにだんだんと変わっ
ていくことが多々ありますが、その辺り、問題あれば其の都度、改善して行
きます。
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