愛知県勤労会館
CKB全国ツアー「ガール!ガール!ガール!009」。
福岡、神戸とまわって、昨日は名古屋の鶴舞公園にほど近い、愛知県勤労会館でのコンサートとなりました。この会場でやるのは2004年の「満漢全席2004」ツアー以来です。
鶴舞公園と言えば、すぐ近くに名古屋市公会堂という戦前(昭和5年!)から続くホールがありますが、そこには17歳のとき、BADBOYSというビートルズの完全コピーバンドのボーヤ(バンドボーイ)として来たことがあります。そのBADBOYSのジョン役だったリッキーさんには17歳の頃、よくメシを奢ってもらったり、当時、リッキーさんが率いていたもうひとつのバンド、リボルバーに飛び入りで、しかも、俺の「Funny Face」というオリジナル曲を歌わせてもらったりしていました。鍵盤しか弾けなかった俺にギターのコード押さえ方を教えてくれたのもリッキーさんです。
さて、昨日の名古屋公演、客電が消えた瞬間から客席からの大きな歓声が聴こえてきて、これは熱いコンサートになると最初からそんな予感がありました。予感は的中し、最後までヒートしまくりでした。そのヒートっていうのも、ただただ大袈裟に盛り上がるって種類のヒートじゃなくて、もっとスピリチュアルでソウルフルな内燃式ヒートの興奮でした。興奮しながらも心は冷静だったので歌詞もほとんど飛ばずスムーズに行きました。相変わらずMCは支離滅裂&グダグダで、お客さんも「さて、いったいこれはなんの話をしてるのやら???」って顔をされてしまいましたが、それもそのはず、だって喋ってる本人がなんの話をしてるのか途中で忘れちゃうんだから。ま、普段から人と話をしていてもそんな感じなんですけどね。(汗)
あと、今回は体力的にもすこぶる調子良くて、後半の連続ジャンプもまったく息切れせず絶好調でした。発声面に関しては、「僕らの未来は遠い過去」の♪只で〜♪の部分は3回あるうち、1回目まあまあ、2回目で声がひっくり返ったんですが、3回目になんとか挽回、成功しました。ここはもう、モーグル競技のような手に汗握る瞬間であります。
リクエスト・コーナーでは2曲ほどやりました。「レディ・ムスタング」だったかな? あともう1曲、どんな曲をやったのかまったく記憶にございません(汗)。
と、まあ、こんな感じで名古屋を終えて新幹線で横浜に帰って来ました。
ここから約1週間、ツアーによって手が付けられなかった多くの雑務を整理したり、レコーディングしたり、当番組の収録をしたり、色々やって、ツアーの続きで今度は倉敷芸文館に参ります。倉敷は単発で、倉敷だけやったらまたこっちに戻って来ます。いいねえ。
終演後、CKBメンバー&ツアー・クルー(40名弱)はいくつかのグループに別れ、Vocal TeamはNASCARレーサーの古賀琢麻選手の案内で「Jazz inn Lovely」というテレビ塔のすぐそばにあるJazz Spotに行ってきました。Jazz Spotというだけあってかかってる音楽も素晴らしいんですが、食事も抜群に旨かったですよ! 1976年のオープン以来、内外の数多くの一流ジャズ・プレイヤーがここで演奏し、ジャズ・ピアニストである古賀琢麻選手のお母さんもこのお店で演奏していたそうです。
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