小西康陽さん出資の3rdアルバム
ショック療法
<発売元:524レコーズ/販売元:P-VINE>
2ndアルバムで息絶えるところだったCKBを救ったのは、ピチカート・ファイヴの小西康陽さん。制作には一切口出しせず、こっちの好きなように作らせてくれた。突然パッとひらめいた「ハンサムなプレイボーイ」「発光!深夜族」、某有名歌手の為に書いたが不採用となり、歌詞を変えてCKB仕様にカスタマイズした「あるレーサーの死」など、いずれも横浜感は薄く、俺の実の父親が華麗な一人暮らしをしていた昭和40年代の港区青山的質感が滲んだ盤ですな。おそらく無意識のうちに小西さんのreadymade的エフェクターをインストールしていたのかも知れません。どうあれ、小西さんのおかげで、それまで聴く耳を持ってくれなかった層が聴く耳を持ってくれたってわけです。
☆☆☆
自己ベスト3(気分によって更新されることもあります)
1位:発光!深夜族
2位:本牧仕様のサーファーガール
3位:あるレーサーの死
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