東洋一の灯台!?
午前4時55分!
こんな時間に目が冷めた。早過ぎっ!
みなさんお早うございやす。
しかしマリンタワーってタワーはタワーだけど灯台だったんだよね。
ギネスブックにも「最も高い灯台」として記されていたらしい。
「灯台下暗し」って言うけどマリンタワーに登ったことのない横浜市民って
意外に多いんじゃないのかな?
俺も幼稚園か小学生の頃に一度、二度登ったことがあるぐらい。
でも、俺にとってマリンタワーのある風景ってのは重要だ。
あのコケシのようなチャーミングでヴィンテージなデザインが放つ
「ヨコハマ」な電波に持ってかれるわけで、ランドマークより背が低かろうと
そんなことは関係ない。
幼少の頃、従姉妹が警友病院(当時は山下町だった)に入院していて、
お見舞いに行く度に、マリンタワー下のホットドッグ屋に行くのが楽しみだったね。
当時、ウインクレル商会だの、なんとかトレーディングとか、あの辺りには
外資系の横文字看板がやたら多くて、所謂「ザ・外人」って感じの西洋人が
多かったね。本牧がアメリ感だったのに対し、山下公園付近はヨーロピアンだね。
今も往時と変わらずホテル・ニューグランドには重厚でヨーロピアンなしっと
りした質感がありますね。The Cafeのドリアとかカレーとかナポリタン美味しいね。カレーはレトルトもあるでヨ!スーベニールにどう?旨いよ!
しかし、開港100年の頃に計画が持ち上がって1961年ぐらいに完成した
ハマのアンバサダー横浜マリンタワー。一時はどうなるかと思ったけど、
開港150年の今年、復活! クルマもそうだけど、こういうヴィンテージ物件は
現役稼働させてこそ粋ってもんじゃん。いいねぇ。
<ここからは昼寝から起きてからの寝ぼけた書き込みぜ>
もうひとつ現役稼働中のヴィンテージ物件で俺が好きなのは仏蘭西は巴里
のエッフェル塔でございやす。初めて行ったのは1988年の単身旅行のとき。
添付したマリンタワーの写真同様、木々の間からタワーを見上げる感じが
なんとも言えぬ因果な郷愁を誘うTINY YONGの1963年の映像をお楽しみ下さい。
TINY YONGの「Tais-toi petite folle」のYOU TUBE映像です。
「Tais-toi petite folle」は亜米利加のThe Shirellesや、The Cookiesが
やってる「Foolish Little Girl」と異名同曲ですけど、ベトナム女性のTINYちゃんが
仏蘭西語でカヴァーすると、ヴィンテージなホームに響くメトロの
音霊がエコーする感じしますねぇ。特にサビ部分の、TINYのか弱い風前の
灯みたいな歌い方がたまらなくいい。声がオケに滲んで消えそうでも、
決して卓のヴォリュームを上げず質感を重視した(想像)エンジニアさんに
最大級のRESPECTを贈りたい。
今の時代、なんでもかんでもインパクト、インパクトで音が強過ぎるし、
これからは配信が中心になるからって、歌詞カード見なくても何を歌ってるのか
分かりやすい唄ばかりが求められる。
でも、音楽ってそういうもんかね? 違うだろ。
フランス語だろうと、韓国語だろうと、何語だろうと、音霊=SOUL電波に
魂を揺さぶられて音楽にのめり込んだ俺にとっては、分かりやすさよりも
もっと大事なものがある。ってな感じのことをフレンチポップは教えてくれる。
俺は尊敬する小西さんとか、梶野君とか、カジヒデキ君みたいにマニアでも
コレクターでもなんでもないんであんまり詳しいことはよくわかんないけど、
その代わりに音の中に得体の知れぬ何かが宿ってる感じを誰よりも強烈に
キャッチできるんですよ。
でも、そのことに胡座をかかず、かつあまり影響され過ぎない程度に色んな
音楽聴いて、学んで、吸収して、よりよいものを作りたいですね、、、
なんて言ってる間にもう14時ぜ!
14時からレコーディング!大遅刻!減俸ぜ!
http://www.youtube.com/watch?v=BJQlDGcngYE
ちなみにコーラスをやってる白いドレスの金髪女性がタワーのデッキで
TINYに意地悪く指をさすのですが、この女性ちょっと好みdeath!
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