またまた音楽と関係ない話題で恐縮です。あまり知られていませんが、昔、CRAZY KEN RACINGというアマチュアの二輪レース・チームをやっていました。1995年から約5年間という短い期間でしたが、かなり熱中したものです。現CKBのガーチャンもKAWASAKI CS250で、俺もHONDA CBX250Sで筑波サーキットのシングル250CCクラスのレースに参戦し、数々の名勝負(迷勝負?)を繰り広げていました。最初のキッカケは「HONMOKU CRAZY KEN'S RACING TEAM」と書かれた一枚のステッカーでした。これは妄想のレーシング・チームをイメージした単なるグッズの一種だったんですが、当時の本牧埠頭・大黒埠頭/港湾労働者仲間の原尾君(現・HARAO GARAGE代表)がHARLEY XLH883でSSC883クラスに参戦する際にピットクルーとして応援することになり、このステッカーが役に立ち、それがそのままMFJ公認のチーム名として登録されたという話。その後、レース経験の乏しい俺にはちょっとハードルの高過ぎるD.O.B.A.R.レースのZERO-2クラスにも参戦すべく、2サイクルのYAMAHA R1Z250で練習走行中、筑波の難所、CXコーナーで大転倒の挙げ句、後続車に轢かれまして救急車で湯本病院に搬送されたのをキッカケにタイムが落ちてしまい、予選落ち&成績悪化を繰り返すうちにレース参戦を断念。以後、監督&雑用係になってしまいましたが、シングル・レース中に作曲した「葉山ツイスト」が、アルバム『PUNCH PUNCH PUNCH』に収録されたり、アルバム『goldfish bowl』収録のノッサン作曲の「ハーレー野郎の草レース」が、SSC883クラスの決勝前にサーキットでガンガン流されたりと、なんらかの形で音楽ともリンクしていました。原尾君は今も現役ライダーとして「HARAO.COM」から、SSC883他のレースに参戦中、好成績を収めています。
左上:決勝レース直前。左より俺、原尾君、関口君(現・モミアゲ・スピード代表)。
左下:果敢にコーナーを攻める原尾君とHARLEY XLH883。
中:原尾君、初優勝の表彰台。
右:チーム発足のキッカケとなったステッカー。
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